能力発揮のコツ その10:ちゃんと感情を感じて自分の可能性を広げる。「怖れ」の感情を感じる。
こんにちはこんばんは、能力発揮.com 代表の後藤友馬です。
先日Stand FMの私のチャンネルにて放送した「適切に怖がりながら、自分の可能性を広げていく」のブラッシュアップ版としてコラムを書いていこうと思います。能力発揮.comでは自分自身を抑圧しないことが、自分らしく能力発揮するカギだと思っています。
おそらく自分自身を抑圧するものの代表的なものとして「感情」あげられると思います。私も過去自分の感情をうまいことコントロールしようとしましたが、コントロール出来ませんでした。しかしヒーリングを受けてからは、感情をいい感じに扱えるようになりました・・・というか、素直に感じられるようになりました。
私がメインに扱った感情が「怖れ」と「怒り」と「喜び」です。これらの感情を扱ったことで、自分の感情をコントロールするのではなく、素直に感じられるようになりました。私は感情を素直に感じられるようになってからは、自分が得意な分野で、自分のやりたいことをよりディープにやりつつ、サクサク能力発揮できるようになりました。
というわけで、私が扱った「怖れ」と「怒り」と「喜び」の感情のうち「怖れ」ついて下記のトピックで書いていこうと思います。
今回のトピック
- ちゃんと怖がらないと、余計に頭が混乱する
- 出来ないであろう自分を受け入れ、怖れを感じる
- ちゃんと怖がると、楽しさが発見できる
□ちゃんと怖がらないと、余計に頭が混乱する
突然ですが、資料では確認したけどいざ自分がやる立場になったときに怖くなったり、昔はよくやっていたけど数年ぶりにやるのは少し怖いなと思ったりしたことはありませんか?私はあります!!
例えば仕事で商品開発のテストをする時や、ちょっとお高い機械の購入申請をする時に「おそらく原理的には大丈夫だと思うけど、本当に大丈夫かな?」と少し怖くなり、いざそのちょっとお高い機械を使って結果が微妙な場合は「まじか!!次どうしようか・・・」とびっくりしつつ、本当にこれでうまくいくのかと怖くなったりします。
ここで私はちゃんと怖がります。私が昔やってしまったのですが、ちゃんと怖がらないことで、上司に怒られる、数万円無駄にした、○○さんに申し訳ないなど、溢れ出てくる様々な感情を処理しきれず、感情の渦に飲み込まれてしまいます。しかしここでちゃんと怖がることで、この感情の渦に飲まれなくなるのです。
ちゃんと怖がることで、その怖さが軽減されます。そしてだんだんと冷静になっていきます。こうなることで、例え上司に怒られてもそれはしょうがないと受け入れられたり、数万円無駄にした事実はあるももの、それは初めての経験なのでまあしょうがないと失敗を受け入れられたり、また誰かに迷惑をかけると思いきや、実はかけていなかったりと、物事を客観的に見れるようにもなります。
しかし、やはり怖がることには抵抗があるのではないでしょうか?次の項ではちゃんと怖がるポイントを書いていこうと思います。
□出来ないであろう自分を受け入れ、怖れを受け入れる
ちゃんと怖がることを避ける理由はいくつか考えられます。その中で比較的扱いやすいのが、出来ないであろう自分を受け入れられないことが挙げられます。
まず何かをやる際にできなかったらどうしようという怖れが出てきます。そして自分は本当に出来ないのではないかと強い怖れが出てきます。このときこの強い怖れを感じないようにするために、自分で自分の頭を混乱させる場合があります。なので、出来ないであろう自分を受け入れましょう!!・・・といいたいところですが、やっぱり出来ない自分を受け入れるのは最初はそれなりにきついと思います。そこで私の事例を参考にして頂ければと思います。
ヒーリングを受ける前の私ですが、出来ないであろうことを受け入れるどころが、出来ないことをうまく誤魔化して生きてきました。例えは卒業論文の発表会の質疑応答にて、実際に実験をやっていないところを質問された時に、そこは実験をしていませんと言えばいいものの、適当に答えてしまったり、また仕事でもうまくいっていないところを最後の最後まで報告しなかったりと、出来ないであろう自分を受け入れないことでかなり痛い目に遭ってきました。この原因はおそらくインナーチャイルドにあった思います。
私の家庭では、父は外で仕事をし、母は専業主婦でした。父は子育てについては特にうるさく言いませんでしたが、母は強烈怒る人でした。とにかく私が母は言われたことをやらないと、すぐに怒る人でした。そのため、ヒーリングを受ける前はこの母によってできたインナーチャイルドによって「出来ないとめちゃくちゃ怒られる」という恐怖に飲み込まれてしまい、出来ていないことをありのまま素直に言うのではなく、相手に怒られないように変な感じで伝えたり、あるいは出来ていないことに対して怒られないように必要以上に自分を蔑んだりともうめちゃくちゃでした。
ですが、ヒーリングを受けてインナーチャイルドが減少したことで、だんだんと出来ない自分を受け入れられるようになりました。どんな感じかというと、やはり「出来なかったらどうしよう・・・」という不安や怖れは出てきます。しかしそれらをしっかり感じ切ることで「出来なくてのも、別の方法でやれば」や「こればっかりは、やってみなけりゃわからない」と自分で自分を前向きな方向で納得させることが出来ました。出来ないであろう自分を受け入れた際に出てくる怖れをしっかり感じることで意識が切り替わり、思考が整理されたことで、新しいアイディアが出てきて別の道が切り開けたように思えました。
と言うわけで、出来ないであろう自分を少しずつ受け入れていきましょう!!・・・と言われてもなかなか乗り気ではないかと思います。ですので、次の項ではちゃんと怖がることで起こる面白い効果について書いていこうと思います。
□ちゃんと怖がると、怖れの中から楽しさを発見できる
嘘のような本当の話で、ちゃんと怖がることで、その中から楽しさを発見できて、怖さがだんだんと楽しいに切り替わっていくのです。これも私の実体験で説明したと思います。
これは私は自動車メーカーにいた時の話です。ヒーリングを受ける前の私は、怖れをちゃんと感じることを放棄していたため、一人で勝手に怖れを増幅させて、一人で勝手に混乱するというような悲劇の一人芝居をやっておりました。
しかしヒーリングを受けた後の私は自分の感情を素直に感じられるようになり、そして感情を感じ続けた結果この項のタイトルでもある、ちゃんと怖がることで、その怖れの中から楽しさを発見できるようになりました。どんな感じかと言いますと「万が一失敗したら大変なことになるよなぁ・・・、でも面白そうだからやってみたい」という感じです。
なんでこんなことが起きるのか?過去のコラムや音声配信にて何回か述べていますが、感情の性質上「怖い」という嫌な感情は感じないで、「楽しい」などのよい感情だけ感じるということが出来ないのです。雑に説明すると「怖い」や「楽しい」などの感情はアストラスエネルギーからできています。感情を感じるということはこのアストラスエネルギーを感じるということになります。つまり、「怖い」を感じないようにすると、アストラルエネルギーを感じる感度が下がってしまい、その作用で「楽しい」も感じられなくなってしまいます。
しかしこの逆パターンで「怖さ」をしっかり感じることで、自分の中のアストラルエネルギーを感じる感度がガンガン上がるのです。そしてこの感度ががんがんに上がることで、自分の中にある今まで感じられなかった「楽しさ」を感じられるようになるのです。その結果、私は上司から「君、こんな大変そうな状況なのに楽しそうでいいね、おれまで楽しくなっちゃうよ!!」と私も楽しんでるし、私と一緒にしている上司も楽しくなってしまうという現象が発生してしまいました!!
そして能力発揮するためには、怖さの中から楽しさを見つけですことが超重要です!!やったことないし、失敗したらどうしよう・・・納期に間に合わなかったり、何か機材を壊してしまうかもしれないし、怖いなぁ・・・でも、面白そうだからやってみたい!!これがものすごく重要です。ちゃんと怖がるからこそ、自分の中の「楽しい」という想いに繋がりやすくなり、そしてまたこの楽しい想いをしたいから、目の前の怖れを超えて、自分の新たな可能性を見つけていくという良い循環が生まれるのだと思います。
実は私の未だに怖れを感じる時に「いい歳こいて、こんなことでビビるなんて・・・」などと、たまに凹みますが、せっかくなので一緒に怖れを感じて、自分の可能性をこじ開けてみませんか?