インナーチャイルドを解消して能力を発揮する その1:「怒られたらどうしよう」という怖れを解消する
こんにちは、神奈川県でヒーリングを提供しております、能力発揮.com代表の後藤友馬です。
怒られたらどうしよう・・・と思ったことはありませんか?私もあります。よくわからないのですが、何かをやる際に常に誰かに怒られてるイメージが湧いてしまうのです。そのため誰かに怒られるんじゃないかと思うあまりやりたいことはあるのだけれど、その一歩を踏み切れないことが結構ありました。
みなさんはいかがでしょうか?新しいことを始めようとしても「これ、誰かに怒られたらどうしよう」のようなことが心を過り、動けなかったことはないでしょうか?
このようなことがあった場合の改善策として、私はインナーチャイルドを解消し、この「怒られたらどうしよう」という想いが出ない状態にすることです。そうなることで徐々に自分のやりたいことやろうとしてることができるようになり、自然と自分らしく能力発揮するできるようになります。今回の下記の内容でトピックを書いていこうと思います。
□インナーチャイルドとはなにか?
インナーチャイルドとは何か?インナーチャイルドとは生後3ヶ月くらいから高校生くらいまでの間にできた満たされなかった欲求と傷ついた経験によって形成されたものです。
例えばタイトルにもある「怒られたらどうしよう」という想いがよく出てくる場合のケースについて説明します。例えば自分の親が自分が何かをやるにつけてすぐ怒ってくるとします。そしてそれで嫌な想いをするとします。自分が何かをやる度に親に怒られて嫌な想いをすると、自分の中に「何かすると、必ず親に怒られる」という観念が出来上がったしまいます。この観念が出来上がってしまうと、自分が何かを始めようとした時に「これやったら、怒られないだろうか・・・」とビクビクしながら行動するようになってしまいます。
タイトルの「怒られたらどうしよう」ですが、実は私もこのインナーチャイルドを持ておりました。私の家庭は私が長男で、3学年下の弟がおり、父は会社の社長で、母は専業主婦でした。両親の役割分担としては父は仕事で、母は家事や子供の教育という感じで日々を過ごしておりました。
この母が私に対しては厳しかったです。例えば、コンビニで友達とそのお母さんと偶然会った際に私が挨拶をし忘れたときは、その友達親子と別れた後で「なんで挨拶しなかったの?」とクドクドと怒られました。また日曜に昼食のサンドウィッチ作りを手伝ったときに具材の挟み込みが汚くなってしまったときには虫の居場所の悪かった母親にめちゃくちゃ怒られました。
そして父はというと、普段はのほほんとしているのですが、虫の居場所が悪いとめちゃくちゃキレます。ある日ランドセルを畳の上に出しっぱなしにしてテレビを見ていた時のことです。そのとき祖父と話していて虫の居場所が悪かった父は私がランドセルを出しっぱなしにしていたことに対して激怒し、ランドセルを蹴ったのです。
その後もそのような経験を何度もしたため、両親に怒られて嫌な想いをした私は心はが傷ついてしまいインナーチャイルドが形成されてしまいました。それ以後、「怒られたらどうしよう」という想いが付き纏い、何かやりたいことがあっても両親や周りの人間の反応を伺って生きるようになってしまい、思い切ったことができずに、自分で自分の能力を発揮できないようにしてしまいました。
このように親から怒られて嫌な想いをすることで、インナーチャイルドが形成され、自分に自信が持てなくなり、自分らしい能力発揮ができなくなるのです。
□インナーチャイルドは自分が大人になっても悪影響を及ぼす
この子供の時に形成されたインナーチャイルドは適切な方法で対処しないと大人になってそのまま残り続けてしまいます。そしてこれが日常生活に悪影響をもたらします。
私の場合ですが、会社の同僚や別の部署の人に、はじめて試みることを相談する際にに、「怒られたらどうしよう」という想いがよく出てきて、必要以上にビビっていました。そのため、人の顔色を伺いながら自分の意見やアイディアを言ったするので、周りからは私が何がやりたいのか不明な人という印象を持たれてしまいました。そして私自身も他人の顔色を伺うばかりなので、自分は一体何がやりたかったんだっけ?という状態によくなっていました。
これは幼い頃に親に怒られまくり、心が傷ついてインナーチャイルドが形成されたため、「怒られたらどうしよう」という想いに縛られすぎしまったためです。また会社の人間関係などの他人との人間関係は、自分の親子関係の影響を受けます。私の場合は、親がよく怒るし、怒ると怖いです。なので大人になっても他人に対しては「失敗したら、ものすごく怒る」と勝手に思い込んでしまいました。もちろん社会にはともて優しい人がいて、そのとても優しい人には少しは本音が話せますが、私の意見に対して、少しでも反対意見を言ってきた人に対してはこの「怒られたらどうしよう」という想いが出てきて、怖くなっておどおど会話するようになってしまいました。
そんなわけで、子供の頃にできたインナーチャイルドのせいで、私は周りの顔色を伺いながら行動していたため、思い切って物事に取り組めず、「怒られたらどうしよう」という想いから出てくる怖れに飲み込まれて、自分らしい能力発揮ができず、結果も出ないようになってしまいました。
□インナーチャイルドを解消して能力発揮するコツ
それではタイトルにもある「怒られたらどうしよう」を解消していこうと思います。まずやることですが、何かやろうとして「怒られたらどうしよう」という想いが出たらそれを素直に感じてみてください。感じるだけでOKです。これをやるだけでこの「怒られらどうしよう」という想いに付随する怖れなどの感情に飲み込まれにくくなります。
これをやって落ち着いてきたら次のステップです。例えば幼い頃に親に怒られまくったら、そのことを無理のない範囲で思い出してみてください。そしてその時に出てきた怖い想いだったり、嫌な想いを感じてみてください。幼い時に感じた怖い想いや嫌な想いを感じてスッキリすることで、インナーチャイルドは徐々に解消されていきます。
これを繰り返していくと、だんだんと「怒られたらどうしよう!!」という想いとそれに伴う怖れが徐々に出なくなります。こうなることで、自分がやりたいことをやるのを妨げていた「怒られたらどうしよう!!」というストッパーが機能しなくなるので、今までよりも自分がやりたいことや、やろうとしていることがスムースに実現しやすくなります。
私の場合ですが、この「怒られたらどうしよう・・・」という想いが強く出て、それに伴う怖れも大きかったです。特に出た想いとして「何事も早くやらないと人に迷惑をかけて怒られる!!」という怖れがと最も強かったです。そのため、常に何かに追われるように生きていました。仕事も相手が指定した納期よりもかなり早く終わらさないとだめだ!!早く終わらさないと文句を言われたり、怒られたりする!!と常に思っていました。なので、とにかく物事を早く終わらせることに意識がいってしまいました。本当に他人のアドバイスを聞く余裕すらもなく、常に頭が混乱していた状態だったので、物事を腰を据えてじっくりと最後までやり切ることができず、結果も出ませんでした。
しかし、幼い頃にできた心に傷、インナーチャイルドを解消することで、「怒られたらどうしよう・・・」という怖れがあまり出なくなりしました。インナーチャイルドが解消されたことで、物事を俯瞰してみれるようになりました。これによって腰を据えてじっくり物事に取り組めたり、逆にこれはちょっと急がないといけないものは、ストレスが少なめで早く終われるようになりました。
そして自然と自分が周りからどう思われているかもあまり気にならなくなりました。現在会社員としても仕事をしていますが、自分の得意で好きなことことを仕事にすることができ、それなりにマイペースで日々の業務に取り組めるようになりました。
□もしかしてそれはインナーチャイルドが原因かもしれません。
子供の頃から治したい癖があって、それが大人になっても治らず半ば諦めていることはないでしょうか?実はそれはインナーチャイルドが原因の場合もあります。親に過剰に怒られて育ったせいで、自分に自信がなく自分はダメな人間じゃないかと思ったり、自分の進路や将来のことについて親が色々干渉してしまったせいで、自分で物事を決断できなくなってしまったりなどの例があります。
しかしこれもインナーチャイルドを解消すれば改善の余地があります。昔の私はおとなし目で自分の意見を言わない控えめな子で、自分は周りからどう思われてりるか常に気にして生きてました。そんな私もインナーチャイルドを解消し続けたことで、周りからは常に楽しそうとか、へこたれても立ち直るの早いねと言われるようになりました。そのため個人的にもインナーチャイルドの解消がとても重要と考えております。
というわけで、自分がいまいち能力を発揮できていないと感じているのであれば、私と一緒にインナーチャイルドを解消して、自分らしくそして楽しく能力発揮できるようになってみませんか?