能力発揮のコツ その8:暇になる怖れをしっかり感じて、謎のトラブルを減らして、自分の時間をつくる
こんにちは、こんばんは、能力発揮.com代表の後藤友馬です。
今回のコラムは先日の音声配信「暇になる恐怖を感じる」をブラッシュアップさせたものです。暇になる怖れを感じないと、暇になる怖れを感じないように潜在意識が悪さをするのです。これについて下記のトピックで書いていこうと思います。
今回のトピック
- 暇になる怖れを感じないと潜在意識が悪さをする
- 潜在意識と感情と能力発揮の関係性
- 暇になることは悪いことなのか?暇になる怖れを感じる
□暇になる怖れを感じないと潜在意識が悪さをする
突然ですが、会社でとある仕事をしていたとしましょう。業者さんからの見積もり待ちや、他部門への質問・依頼等の回答待ちでふと空白の時間ができたことはないでしょうか?そして「今日は早く帰っていいのでは?、でも本当に帰っていいのかな?」とちょっと不安になった矢先、突発的なトラブルが発生したことはないでしょうか?そして振り返ってみると、トラブルがなければ普通に早く帰れたのになぁ〜と残念な気持ちになったことはないでしょうか?
私はあります!!今日はセミナーで定時で上がりたいので仕事をサクサク完了させたら、ふと空白の時間ができて「急に暇になっちゃたけど、いいのかな???」とちょっと怖くなったに矢先、PCの謎のフリーズ、普段ほとんで出ないマシーントラブルの発生、急な検討依頼のメールなどが飛んできて検討を始めるなど、「なんでこんなタイミングで発生するんだ???」ということが何回もありました。しかしそんな時は私は気合いでそれらを完了させ、セミナーにギリギリ間に合った経験が何度もあります。
一見すると急なトラブルや仕事も気合いで完了させ、仕事をしっかりやりつつ、自分のプライベートも充実させているように見えているかもしれてませんが、これ実はフェイントだったりします。私はこれに何度もやられました。
メカニズムを説明すると、ふと空白の時間ができる→「急に暇になっちゃったな・・・」のような不安や怖れが発生する→潜在意識がその不安や怖れを感じないように謎のトラブルを起こす→謎のトラブルを解決することで自己満足をして嬉しくなる、というようなメカニズムです。
能力発揮.comでは自分の能力を発揮するためには『「自分だけ」の時間を確保する』ことは非常に重要と考えております。「自分だけ」の時間を確保する』を確保することで、本質的な休息をしたり、自分と向き合ったり、頭の中を空っぽにしたりと、アイディア出しなどのクリエイティブなことをしたり、興味あることを勉強したりなど、自分が能力発揮しやすい状態に整えたり、自分が能力発揮するために力をつけることがやり易くなります。
ではそもそも潜在意識とはなんなのか?なんで暇になる怖れを感じないと潜在意識は変なことをするのか?それは次の章で書いていこうと思います。
□潜在意識と感情と能力発揮の関係性
ここでは潜在意識と感情と能力発揮の関係性について書いていこうと思います。おそらくこのブログをお読みの方は上記のような絵を見たことのある方が多いのではないでしょうか?上記の絵は潜在意識と顕在意識を氷山に例えて説明した絵です。海から出ている部分が顕在意識でこれは自分で認識できます。しかし海に潜っている部分は潜在意識でこれは自分では認識できません。
そして潜在意識と顕在意識が我々にどの程度影響しているのか?これは本によって数値は異なりますが、概ね顕在意識は10〜30%、潜在意識は70〜90%が我々にの目の前の現象に影響を与えていると言われています。そのため我々に影響を与えているのは我々が認識できる顕在意識よりも、我々が認識できない潜在意識の方だと言われています。
そして潜在意識と感情の関係性です。簡単に言うと感情を感じたくないと思うと潜在意識が見事に感情を感じないような現象を引き起こしてくれます。これが前項で書いた暇になる怖れを感じないと謎のトラブルが起こる理由です。もちろん謎のトラブルを解決することで、それはそれでその人がトラブル解決で能力発揮できていると言えます。しかし重要なのはそれが本当に自分がやりたかったか?ということです。能力発揮.comでは、能力発揮は能力発揮でも自分が心からやりたかったことで能力発揮し、その人が自分の人生を謳歌することを目指しています。
私がよく陥ったケースですと、先ほど述べた仕事が一気に片付いてふと空白の時間ができた時や、仕事で行き詰まりいいアイディアが出ない時に、その瞬間に出た不安や怖れを感じることをサボっるとそのような謎のトラブルが起きました。トラブルが起き、解決した後は、それはそれでそのトラブルを解決できた自分をよくやったと褒めていました。しかし冷静に振り返ると自分がやるべきこと、やってみたいこと、難しいけどチャレンジしたいことが、実は全く進んでおらず「何やっているんだろう、おれ・・・」みたいな感じでちょっと虚しくなってしまったこともありました。
というわけでそんな虚しい想いはしないで、自分だけの時間を確保するために暇になる怖れを感じていきましょう!!
□暇になることは悪いことなのか?暇になる怖れを感じる
まずは暇になることは悪いことなのか?を考えてみましょう。私の場合ですが、社会人3年目のときにに技術者先輩から言われた言葉があります。それは「楽をすることや暇になることは悪いことではない。人間は楽をするためや暇になるために科学技術を発展させてきた」という言葉です。私も職人気質なところがあり、変なところで拘ったりディープに仕事をしてしまう傾向になるがありました。しかしこれを言われて楽してに成果を出してもOK、成果を出していれば暇になってもOKのような考え方が少しできるようになりました。
そして月日は流れ今の会社に転職してからはよくお客さんと一緒に仕事をするようになりました。そこで感じたことは、自分が暇になろうが激務になろうが、お客さんには関係ないと言うことです。もちろん重要なことをやり忘れて暇になったら問題です。しかし結局のところ暇になることは悪いことなのかというとケースバイケースで一概に悪とは言い切れません。
ここで各個人のケースごとに暇になることは本当に悪いことなのかを考えてみるのもいいのですが、私のオススメは、とりあえず暇になる怖れを感じてみることです。
やることは非常にシンプルです。暇になる怖れが出てきたら、それを認識して感じるだけです。
例えば「仕事がさくさく終わってちゃって、明後日のトライまでやることなくなったんだけど、これでいいのかな???」とちょっと怖くなったら、まずそのちょっとした怖さを認識して感じていくのです。他にも「打ち合わせが順調に進んで、予定時刻よりもかなり早く終わって、特に宿題ももらっていなくて、今日中にやらないといけないこともないから、今日は定時で帰っちゃおうかな・・・?でも、いいのか本当に???」みたいなちょっとした不安が出た場合は、それを認識して感じてみてください。
このようなちょっとした不安や怖れを見逃さずに認識して感じることで、潜在意識が暇にならないような余計なトラブルを起こすことが減少していきます。というわけでまずはちょっとした不安や怖れを感じていきましょう^^
□最後に
みなさまいかがだったでしょうか?ちょっと暇になる怖れを感じてみたくなったでしょうか?「怖れ」というとなんだか扱いたくないような気分になるかもしれません。おそらくこのブログを読んでいる人は、それなりに努力されて実力はあると思います。そのため、ちょっとした不安や怖れを感じて潜在意識が余計なトラブルさえ起こさないようになるだけで、けっこうのびのびと自分らしく能力発揮ができると思っています。
そしてみなさんの場合はやってみないとわからないのが正直なところですが、私はヒーリングを受けて不安や怖れのようなネガティブな感情を自分で扱えるようになりました。実はヒーリングを受ける前もいろいろと感情の取り扱いを勉強しチャレンジしたのですが、あまりうまくいきませんでした。しかしヒーリングを受けて潜在意識にあるバーストラウマ・インナーチャイルドを減少させることで、不安や怖れを自分でも扱えるようになりました。そのため、ヒーリングを受けてから不安や怖れの感情を扱うのもアリかもしれません。
というわけで、今日のコラムはここまでです。ちょっとした不安や怖れが出てくると「いい年こいてこんなことで不安になるとは・・・」ともしかしたら凹むかもしれません。正直私も凹みました。しかしそんな凹んでいる自分を受け入れて、ちょっとした不安や怖れを感じることで、潜在意識に余計なことをさせないと同時に、ありのままの自分を認めることにも繋がります。そしてありのままの自分を認めると、ありのままの自分が好きなことや得意なことで能力発揮しやすくなり、結果も付いてきます。最初は凹むかもしれませんが、できるところからちょっとした不安や怖れを感じてみてはいかがでしょうか?