能力発揮のコツ その12:現状や他人を受け入れる力を高めて、能力発揮しやすい状態をつくる
こんにちは、神奈川県でヒーリングを提供しております、能力発揮.com 代表の後藤友馬です。
今回は現状や他人を受け入れる力について書いていこうと思います。現状や他人を受け入れる力を高めることで、周りの状況に左右されずに、自分のペースで自分らしく能力発揮できるようになります。また他人の良いところにも気づきやすくなるため、良好な人間関係のもと、お互いの能力は尊重しながら能力発揮をしやすくなります。というわけで、今回は現状や他人を受け入れる力について、下記のトピックで書いていこうと思います。
今回のトピック
- 現状や他人を受け入れる力とは?
- 現状や他人を受け入れる力をつける方法とは?
- 現状や他人を受け入れる力がついた場合の後藤友馬の実例紹介
□現状や他人を受け入れる力とは?
現状や他人を受け入れる力とは何か?自分を抑圧することなく、他人を「ああっ、この人はこんな人なんだと」思えるようになったり、気分や感情に左右されずに現状を把握し、その状況に適応できる力のことです。決して自分を抑圧して我慢する力のことではありません!!
現状や他人を受け入れることで、エネルギーの無駄使いが減り、周りの状況を客観的に把握しやすくなります。そのため周りの状況がどうであろうと、自分を抑圧することなく、状況に合わせて自分の能力を自分らしく発揮しやすくなります。
例えば会社の同僚に仕事を依頼して、自分の想定よりもトロトロ仕事をやっていたとします。この場合はこのトロトロ仕事をする同僚を受け入れないと、怒りが湧いてきて、その人を批判や攻撃する方向にエネルギーを使ってしまいます。これは能力発揮.com的には非常にもったいないです。しかしこのトロトロ仕事をしている人を「この人はこんな性質だからしょうがない」と受け入れた場合はどうなるのか?まず、怒りが湧きにくくなります。そのためその人を批判や攻撃するためにエネルギーを使いにくくなります。それと同時にその人の性質を理解する方向にエネルギーを使うことができるようになります。そのためその人の性質を考慮した上で、いい感じに仕事を依頼できるようになります。またその人といい感じに人間関係を築くこともできます。
また嫌なことがあった場合、その現状を受け入れないで現状を嘆くだっけになってしまうと、必要以上にストレスが溜まり、その状況に合った最適な行動が取りにくくなってしまいます。現状を受け入れる力を高めることで、現状を嘆くことが減り、ストレスが溜まりにくくなります。そしてストレス解消に使うエネルギーが減る分、現状を的確に把握し、今まで以上に状況に合わせた最適な行動をとることができます。例えば少々嫌なことがあっても衝動的に行動を起こすことが減り、「確かに嫌だけど、ここにいる方のメリットの方が大きいなぁ。」とシビアに状況判断ができるようになります。また本当にヤバイ時ときは、不安に飲み込まれることが減ったり、文句を言う方向にエネルギーを使うことが減ります。そのため、このヤバイ状況を打開する方向にエネルギーを使いやすくなります。
□現状や他人を受け入れる力をつける方法とは?
前の項で現状や他人を受け入れる力とは何かを説明したので、ここでは現状や他人を受け入れる力をつける方法について書いていこうと思います。
冒頭でも言いましたが、現状や他人を受け入れる力をつける方法は、決して自分自身を抑圧して我慢することではありません!!自分自身を抑圧して我慢してしまうと、それによって発生した悪影響が自分の中に蓄積されてしまい、後々大変なことになってしまいます。
では、どうやるのか?自分が今この瞬間に感じている感情や想いを認めて、しっかりと感じることをやっていきます。これが非常に重要です。
私も経験があるのですが、「現状を受け入れよう!!」とか「もっと他人の良いところを認めていこう!!」と言われたことがあり、やったことがあります。しかしこの時は頭で考えてしまいました。「この状況は自分を成長させるための試練だ!!」や「この人はここはダメだけど、ここがいいところだ」などと、自分自身を無理やり納得させようとしてしまいました。しかし、私はこれやって大失敗しました・・・。知らぬ間に自分自身を抑圧してしまい我慢し、その悪影響を自分の中に溜め込んでしました。その結果最終的には八つ当たり的な感じで誰かにキレる行為をやっておしまいました・・・。
しかし自分の感情や想いなどを認めてしっかり感じ、頭ではなく感覚的に自分自身を納得させていくことが非常に重要です。
それではこの具体的なやり方について説明します。例えば、仕事をしていて他人に何かを依頼したとします。自分ならばこの程度の仕事はすぐに終わると思っていました。しかし、その依頼した人は未だに仕事が終わっていなくてイライラしたとします。
この場合はその人に対して「仕事が遅い!!」と文句を言うのではなく、まずはその人に対して感じたイライラを認めて、しっかり感じるのです。これを何回か繰り返すことで、その人の仕事が遅いことに対してだんだんとイライラしなくなり、自然と受け入れられるようになります。そうなることで、その人にイライラしたり文句を言うことにエネルギーを使わなくなります。逆にその人を理解する方向にエネルギーを使えるようになります。そうなることで、その人の仕事が遅いことが改善しなくても、もっと要領良くその人に仕事を依頼できるようになったり、その人の良い特性を理解しやすくなります。そうなることで、今までよりもいい感じにその人に仕事が依頼できたり、良好な人間関係のもと仕事ができるようになります。
□現状や他人を受け入れる力がついた場合の後藤の実例紹介
さてここでは、私自身が現状や他人を受け入れる力ばついた場合にどうなったのかの実例を紹介していこうと思います。
私は会社ではセールスエンジニアをやっております。そのため、営業やマーケティングの方と一緒に仕事をしております。そんな環境でよくあることは「えっ、そんなことも知らないの?」と思うことが多々あり、その度にイライラしていました。
例えば営業の方が材料特性表などの技術資料をあまり理解しないで、イメージだけで材料の強度などをお客さんに説明してしまう時はイラッとしてしまいます。また社内の技術的な勉強会で行った時のことです。こちらとしては、かなりわかりやすく初心者向けに説明したつもりでいましたがマーケティング部門の方からは「私技術的な素養がないので、もっと初心者向けに優しく説明してもらえませんか・・・」と言われた時は、オイオイこれ以上どう初心者向けに説明すればいいのだ・・・とこれまたイラッとしていました。
とは言っても同じ会社の人間です。いちいちイラッとしていたら仕事になりません。というわけで、営業やマーケティングの方々が技術的に初歩的なことを知らない現状を受け入れることにしました。
実際にやった方法を、この現状とこの人達を受け入れると決めて、この人達が技術的に初歩的なことを知らないことで発生する私のイライラをひたすら感じていきました。
これを2週間くらいやることで、私自信に変化が訪れました。まず営業やマーケティングの方が技術的に初歩的なことが知らない場合でも、自然と技術的な説明をしようという気持ちが湧いてきました。もちろん1回では全てを理解はできなので、ひとまず概要だけでも理解してもらうためには、どうやったらちゃんと説明できるか?というところに意識が合いやすくなりました。
一番大きかったのは、フラットに仕事ができるようになりました。例えば「この人は技術的なことは知らないけど、グイグイとお客さんのところに食い込んで行くところは私には真似できないし、すごい!!」と思えたり、「この人の良さを活かすも殺すも自分次第、もっと結果に結びつけるには自分はどう立ち回ればよいか?」など、お互いの能力を活かす方向にエネルギーを使いやすくなりました。
例えば、お客さんのところに製品を売り込みに行く前の作戦会議も、どんな視点で説明して、その後どんなトライをしたらよいかなど、今までよりも濃い内容で話合えるようになりました。というわけで、今ではとてもいい感じで営業やマーケティング部門の方と仕事ができるようになりました。
そんなわけで、この現状や他人を受け入れる力を高めて仕事をすることはかなりオススメです!!そしてその第一歩として、まずは私のヒーリングを受けてみてはいかがでしょうか?