自分の能力を価値として受け取ってくれる場を選ぶコツ3選
こんにちは、神奈川県でバーストラウマ・インナーチャイルドを解消するヒーリングを提供しております、能力発揮.comの後藤友馬です。
自分らしい能力発揮をするため方法の1つには、自分の能力を価値として受け取ってくれる場を選ぶことが重要となってきます。
しかし言うは易しでこれがなかなか難しいのではと思います。自分の能力を受け取ってくれる場を選ぶためには、自分のことや、社会や経済などの外部環境を理解した上で、そのような場を選ぶことが重要だと思います。
しかし郷にいるときは郷に従えという言葉があるように、完璧に条件が一致した場を探すよりも、自分が求めている条件の8割くらいは満たしている場を選び、後の2割はその場の環境に適応していった方が長期的にみていい場合もあります。
この見極めが難しいと思います。より自分の能力を価値として受け取ってくれる場を突き詰めて探すのはいいのですが、やりすぎると決断ができずに行動ができなくなってしまいます。かと言って、妥協しすぎるとそのような場とめぐり会えない場合もあります。
そこで今回は能力発揮.com的 に自分の能力を価値として受け取ってくれる場を選ぶコツ3選を書いていこうと思います。
自分の能力を価値として受け取ってくれる場を選ぶコツ3選
自分のやりたいことを意識しながら、承認欲求を手放す
自分の能力を価値として受け取ってくれる場を選ぶためにも、まずは自分に意識を向けることが重要です。ここで意識したいことは自分のやりたいことです。
自分には嘘をつかないで、自分の本音や、やりたいことを意識することは自分らしい能力発揮には重要です。
このとき気をつけておきたいことは、そのやりたいという想いが承認欲求から出たものかどうかです。 承認欲求があると、「周りの人から認められたい」や「自分には価値があると認めたい」といった欲求のことです。この承認欲求ベースのやりたいだと、結構辛いです。 承認欲求ベースだと主目的が他人から認められたいという他人が主となるので、いつまで経っても自分が満たされない、要は終わらないマラソンをやっているようなものです。
能力発揮.com的にはそうではなく、自分が主となって、自分のやりたいことを意識していくことを目指しています。 では承認欲求を手放しつつ、自分が主となって自分のやりたいことを意識するためにはどうしたらよいか?それはできない自分や、素養のない自分を認めて受け入れることです。
承認欲求とはこのできない自分や、素養のない自分を否定することを意味しています。この状態は自分を否定している状態、つまりは自己否定な状態です。
自分らしい能力発揮をするには、できる自分や、才能のある自分と同等に、できない自分や、素養のない自分を受け入れることが重要となります。
しかし、できない自分などを認めることはとても辛くて怖いことだと思う方もいるかもしれません。正直最初は怖いです。
できない自分を受け入れることで、自己肯定の状態となり、自分で自分を安心させることに繋がります。自分を安心させることで、余計なノイズがなくなり、本当に自分のやりたかったことに意識が向かいやすくなります。
余計なノイズがなくなり、自分自身に意識が向やすくなることで、自分の周りの環境にも余裕を持って意識することができます。 転職活動の場合は、職務内容や年収などの目に見える部分以外にも、会社の雰囲気や、実際に働いてみて楽しそうかなど、目では見えない部分も感覚的に判断しやすくなります。
実は私も過去承認欲求ベースで転職活動をしたら、なかなか転職先が見つからず困った経験をしました。 私が大学院を出てから、十数年間自動車業界で製造技術・生産技術職として働いていました。当時は技術者を派遣する会社に所属して、自動車メーカーに派遣されていましたが、ここでの成長や年収に限界を感じ、転職することを決意しました。 転職先として活動していたのがコンサル業界で、その中でも製造業専門のコンサル会社を軸に転職活動を行いました。このときなぜ私はコンサル業界を軸に転職活動をしたのか?それは、イケてる社会人になりたかったからです。 当時の私は自動車業界の製造技術・生産技術職は非常な地味、かつそんなに稼げないというイメージを持っていました。
しかしコンサル業界は華やかでかっこよく、稼ぎも良いというイメージを持っており、コンサル業界で働けば自分もイケてる社会人になれると本当に思っていました。 この裏に隠れていた自己否定でした。自分はイけていないと自分で自分を否定し、そんな自分を周りにすごいやつ、イケてるやつと思われたいという承認欲求がありました。
そんな心理状況で転職活動をやっていたため、当然うまくいきませんでした。面接でも質問に対して、見当違いの回答をしてしまい、NGとなってしまったケースがけっこう多かったです。そして結構本命だった会社も落とされたのでした。 そしてだいぶ落ち込みました。ふとこのときに「自分にはコンサルは無理だなぁ〜」と、できない自分や素養のない自分を受け入れてみることにしたのです。そうしたら何だか気持ちが楽になったような気がしました。
それから数ヶ月後に今働いている3Dプリンターの会社を転職のエージェント方から紹介されました。チラッとレジュメを見てみると「ものづくりが好きな人には最適な仕事」とありました。 実際に面接をしたり、職場を見学したのですが、会社自体も小規模で微妙に感じた部分もありました。そして最終面接で社長と話した時に社長としては3Dプリンターを世に普及させるために、営業活動が何より重要だと言ってきたんです。 たしかに社長の言い分にも一理あるかとは思いましたが、当時の私は営業活動もよりも、この3Dプリンターをより使いこなせるための技術が大切だし、それに通ずることがやりたいと言ったのでした。
それから数日後無事にその会社から内定がもらえて、晴れて自動車業界から3Dプリンター業界に転職することができました。 その後の私ですが、自分のやりたいことベースで仕事がやれるようになりました。一見好き勝手仕事をしているようですが、今までの担当の方があまり手をつけなかった領域をやり出したら、はっきりとわかるようになったと会社の人から喜ばれるようになりました。
また自分のやりたいことベースで仕事をやっていたら、仕事の幅も広がり、そして担当業務以外にもいろんなことをやりたくなりました。 例えば営業の方と一緒にお客さんのところへ同行し、お客さんのニーズを深掘りして提案をしていたり、また技術的なコンサルをしたりと、自分の枠も広がったように思えます。
というわけで、自分の能力を価値として受け取ってくれる場を選ぶためには、承認欲求を手放して自分のやりたいことに意識を向けてみてください。 余計なノイズが減りつつ、自分らしく能力発揮できて、楽しく働ける場を、より確実にシビアに探しやすくなるので、これは結構おすすめです。
絶対に譲れないことを認識しつつ、許容を広げてみる
自分の能力を価値として受け取ってくれる場を選ぶ上で、自分はこれは絶対に譲れないというものを持つことは、自分の軸を持ち活動する上では非常に重要だと思います。
しかし中途半端に譲れないものがあると、これは自分の活動の足枷になってしまいます。
これのサポートとなる考え方として、許容を広げることです。人は日々変化しています。例えば仕事を長いことやっていれば、自分の能力が上がったり、精神に余裕が出てきたりします。 日々変化している自分に合わせて、自分の考え方・マインドを変化させないと、自分の変化に気づけず、非常に勿体無い状況になってしまいます。 許容を広げるとは、自分の能力や状態と自分の考え方・マインドと再統合していく作業だと思います。これができると信頼ベースで選べるようになります。
この許容を広げていく作業をやっていくと、自然と自分の譲れないものが出てくると思います。例えば年収、残業は少ないか、楽しめて働けるか、裁量は多く与えられるかなどです。 許容が広がっていない状態で、自分の譲れないものを見てしまうと、それが怖れベースで選んでしまったり、怒りベースで選んでしまったりと、自分の本質とは異なるものを選んでしまうリスクが発生してしまいます。
許容を広げるポイントですが、自分の能力や自分ができていることを認めることです。自分のことを認められていない状態だと、自分以外の対象に許容を広げることは難しいです。 例えば、できない自分に怒りを感じていると、自分よりできていない他人にさらなる怒りを感じやすくなってしまいます。
逆にできている自分をちゃんと認めて認識できていれ、そもそも自分自身に怒りを感じることもありません。例え自分にできていないことがあったとしても、それは自分の側面でしかなく、その時点であまり感情的な浮き沈みを少なくなります。
そしてできている自分を認めると、他人の能力を認めやすくなります。仕事にしても何にしても、他人と何かをやる場合、その人のできているところと、できていないところが、わかるのではないかと思います。 できている自分を認められていれば、たとえその人にできていないことがあってもそれなりに許容できます。それと同時にその人のできている部分を認めて受け取りやすくなります。 例えば、自分の苦手な部分はその人に任せて、その分自分は自分のやれるところに力を注ごうという感じで、他者ともいい感じに協力することもできるようになります。
私の場合もこの許容の部分ができなくてストレスが溜まったことがありました。かつての私は自分ができていることは、他の人もできて当たり前という考え方を持っていました。 これは私の中の自己否定が原因でした。自分は大したことがないということが前提となっていたため、自分で自分の能力を安く見積もっていました。そのため、自分のような大したことない人間よりもできていない人間はもっとダメだという思考パターンが形成されてしまいました。
ここで私は自分の能力やできることはしっかり認めるようにしました。すると私は他の人よりもサクサク物事を進めることができたり、走りながら考えたり、言われる前に先読みして物事を進める能力を持っていることに気づきました。 自分の能力をちゃんと認めることで、他の人が自分よりも作業が遅くても、これはしょうがないと以前よりもかなり許容が広がりました。 それと同時に自分の苦手なところやできないことも素直に受け入れられるようになりました。そして他の人の能力も認められるようになりました。 これらが認められるようになったことで、自分に苦手なところは誰かにサポートしてもらう代わりに、自分のその人をサポートしようみたいな感じで、他人との関係性も良くなりました。
このように自分の絶対に譲れないもの認識しながら、許容を広げることで、自分の枠が広がります。自分の枠が広がると視野が広がる、つまりは今までよりも広い範囲の情報を得て、それを処理できるようになります。
自分の枠が広がることで、自分のこの能力はこの職種でも使えるのではないかという様な、新たな視点が生まれやすくなります。こうなることで、自分の能力を価値として受け取ってくれる場の選択肢が増えて、より自由により楽しく能力発揮できる場に出会える確率が上がると思います。
どんな場合も制約条件があることを受け入れてみる
自分の能力を価値として受け取ってくれる場を選ぶと聞くと、会社員として働いている場合は転職をしたり、部署異動をするようなイメージをするではと思います。 しかし会社員として働くとどうしても制約条件が多いのは事実かもしれません。そのため例え会社員の状態で、自分の能力を価値としてちゃんと受け取ってくれる場に巡り会えたとしても、自分で起業したりしないと自分らしく働けなかったり、自分らしく能力発揮できないと思っている人も多いかと思います。
ところがそうでもないらしいです。先日知り合いの経営者に「会社員の場合は、制約条件下のもとで、自分らしく能力発揮することが重要なのですか?」と質問をしました。 ところが彼曰く、経営者であろうと制約条件があるなかで働いているそうです。日本は法治国家であるため、経営者はこの日本の法律に従って会社を経営しないといけません。ここでポイントになるのが、日本にある全ての法律が合理的ではないということです。
具体的な法律名は避けますが、彼曰く日本の法律の中にも「これはないだろう・・・」と思いような理不尽な法律もあるそうです。でも、会社を経営するためには、その理不尽と思う法律に従うしかないそうです。
そんなわけで、彼からすると制約の大小はあれど、制約条件ある中で仕事をすることについては、経営者でも会社員でも一緒なのだそうです。
この話を聞いた時に、私はなんだか体から力が抜けて、肩の荷が降りた感覚になりました。そして会社員でも自分の取り組み次第で自分らしく能力発揮できるという安心感を感じたことを覚えています。 実際その後の会社で仕事をしてみると、前よりも何かに縛られた感覚が弱くなり、自分のやりたいことや得意なことで、どうやって顧客に喜んでもらえるかに意識が合いやすく、より楽しく働けるようになりました。
では、経営者だろうと会社員でもどんな場合でも制約条件があることを受け入れることで、自分の能力を価値として受けとってくれる場選びにどんな感じで役に立つのかというと、よりシビアに場を選びやすくなります。 どんな場合でも制約条件があることを受け入れないと、制約条件が少ない場所を選ぶことが主目的となり、自分の能力を価値として受け取ってくれる場を選ぶという立ち位置が弱くなってしまいます。これはどんなことも、受け入れないとノイズとなり自分のことを乱すものになってしまいます。
逆に制約条件受け入れることで、それは数ある情報のうちの1つとなり、自分が扱えるものとなります。自分が扱えるものに変化すると、制約条件があろうがなんとなくその条件下でも、結構自由にできるのではという感覚が出てくると思います。
この感覚が出てくると、いわゆる安定した状態になるとなります。そうなることで的確に現時点の自分のやりたいこと、自分のできること、自分の譲れないこと・譲れること、自分が許容できること・できないこと、制約条件が多い・少ないなどの複数の要素を総合的にかつ感覚的に選べるようになっていき、選択の精度も上がっていきます。
というわけで、どんな場合でも制約条件があることを受け入れてみてはいかがでしょうか?
おそらくこの記事を読んでいる人は、ちゃんと努力をしていて能力もあるけど、やり方を間違っている人が多いのだと思います。そんなみなさまだからこそ、意識を少し変えるだけで、今までよりも自分らしく能力発揮できるようになると思っています。
ちょっと嫌かもしれないけど、今目の前にある制約条件を受け入れてみて、自分らしく能力発揮するための選択の精度をあげてみてはいかがでしょうか?
この記事のまとめ
まとめ
- 自分のやりたいことを意識しながら、承認欲求を手放す
- 余計なノイズが減り、自分の本音に意識が行きやすくなることで、より正確にかつシビアに場を選びやすくなる
- 絶対に譲れないことを認識しつつ、許容を広げてみる
- 自分の枠が広がり、今までよりも信頼ベースでかつ、広い範囲の情報・視点を持ちながら場を選びやすくなる
- どんな場合でも制約条件があることを受け入れる
- 受け入れることで、自分が扱えるものとなり、複数の要素を総合的にかつ感覚的に場を選びやすくなる
みなさま本日の記事はいかがだったでしょうか? この記事には自分の能力を価値として受け取ってくれる場を選ぶことで自分らしく能力発揮するとコンセプトで書きました。 今回の記事以外にも「会社員でも諦めない、会社員でも自分らしく楽しく働くための9ステップメール講座」の各ステップを行うことで、自分らしく楽しく働くための多くのエッセンスを学ぶことができると思います こちらにご登録頂ければ無料PDFファイルをプレゼントしますので、自分らしい能力発揮にご興味がある方は是非登録してメール講座を受けてみてください。 また私が現在提供しており、私は実際に受けて自分らしい能力発揮をするきかっけとなったバーストラウマ・インナーチャイルドを解消するヒーリングについてはヒーリングについての無料説明会を行っております。 バーストラウマ・インナーチャイルドを解消するヒーリングについての疑問・質問はもちろん、私後藤友馬がどんな人物なのかもっと知りたい方は、お気軽にご連絡ください。 それでは、また次回の記事でお会いしましょう!!