私がやっている能力発揮ための取り組み #001 合唱のための身体づくり

こんにちは、こんばんは、能力発揮.com代表の後藤です。

私は能力発揮.comの代表を務めつつ、会社員として働きつつ、プロの合唱団にも所属し活動しています。この合唱団は今年の6月にフランスのストラスブールとパリにて計４公演行います。現在この公演に向けて、日々歌の練習に励んでおります。

最近思うことは合唱をするにあたり、やはり目的に応じて身体をつくり変えることが非常に重要だと感じました。そこで今回は私がやっている合唱において能力発揮するためやっている取り組みについて書いてと思います。

◻︎姿猫背の改善

つい先日のことでした、休日に10時間くらい寝ても、まったく疲れがとれない状態となってしまいました。私の経験上おそらく首凝りのせいで、睡眠の質が下がったのだと思いました。

それと同じタイミングで近所の整骨院にて、先着40名限定で整体の無料体験を行える開業５周年記念のイベントでがあったので、奥さんと一緒に行ってきました。

そこでいろいろチャックをしたところ、衝撃の事実が判明しました。私は猫背だったのです・・・。姿勢には気をつけているつもりだったのですが、まさか猫背だったとは・・・。

下記の写真をご覧ください。これは私を側面から取った写真です（整体当日の写真は取れなかったため、後日自宅でそのときの状態を再現し撮影しました）。この写真で肩と耳を結んだ線の傾きが0〜5°が最適とされているそうです（整体師談）。ところが私の肩と耳を結んだ線の傾きは21.6°と完全に猫背でした。

そして下記の写真もご覧ください。こちらは整体の施術＋正しい姿勢の指導を受けた後の私です（こちらも整体当日の写真は取れなかったため、後日そのときの状態を再現し自宅で撮影しました）。私の肩と耳を結んだ線の傾きは9.4°にまで改善しました。が、ベストの傾きまであと一歩といった感じです。

そして、猫背が改善したことによる合唱への効果ですが、お腹から出た息がスムースに口から出やすくなり、歌がはっきりと歌えるようになりました。奥さんからも「声が良くなった！！」といわれました。

また猫背が改善したことにより、肋骨の位置が上がり胸を張るような姿勢になりました。それにより歌う時に肺を使いやすくなりました。そのため、ブレスの際に空気をたくさん取り込めるようになり、今までよりも楽にロングトーン（声を出し続けること）ができるようになりました。

◻︎合唱用の筋トレを行う

猫背が判明したのと同じタイミングで、合唱用の筋トレも始めました。これは奥さんに教えてもらいました。筋トレの内容ですが、足上げ腹筋とドッグブレス（腹式呼吸でハッ、ハッ、ハッと早く息を吐く運動）と膝を前に出さないスクワットです。これを毎日各3セット行うようにしました。

これを２週間続けたら、早速効果が出ました。晩御飯を多く食べた翌朝にお腹を見ると、お腹が普段よりも凹んでいるのです。そして奥さんからも「お腹まわりが締まったね。」と言われました。

そして肝心の合唱での効果ですが、歌う時の身体の重心の位置が下がり、下半身が安定したように感じました。それにより上半身はリラックスをし、よりお腹で歌えるようになったような気がしました。この筋トレは4月上旬から始めました。6月のフランス公演までこの筋トレを続けて合唱に特化した身体を作っていこうと思います。

◻︎能力発揮のために自分らしく自分の身体を作り変える

私はもともと小学校から大学生までずっと運動部に所属していました。部活は小中学校のときは野球で高校大学ではゴルフをやっていました。ところが合唱に使う筋肉は野球とゴルフが違うわけです。

でも、合唱で使う筋肉と野球やゴルフで使う筋肉の違いを肌身で感じることがとても面白いです。ななんだか過去の自分と対話しているみたいでとても楽しいです。

みなさんはどうだか知りませんが、私はヒーリングを受けて、バーストラウマやインナーチャイルドが減ったことで、私の持ち味である「何事も楽しそうにやる」が強化されてしまいました。そのため目的のために自分を作り変えることをけっこう楽しんでやっております。

なんで楽しめるのかというと、筋トレを含め目的に対して積み重ね、少しづくできるようになってくることがとても楽しく面白いからです。もちろん、失敗する恐怖やできない自分に対する残念な気持ちも出てきますが、それと同時に次はどうやったらうまくいくだろうか？をワクワクしながら考えたりします。

なので、恐怖や残念な気持ちを感じつつ、同時に楽しさも感じているという不思議な状態で日々合唱の練習や筋トレに励んでおります。

そんなわけで合唱団のフランス公演まで残り約2ヶ月、やれるだけのことはやって、素敵な歌をフランスのみなさまに届けたいと思います。