自分らしく働けていない人が、これを脱するために行う3つのこと
こんにちは、突然ですが自分らしく働きたいけど、自分らしく働けていないと感じることはないでしょうか? 今回のブログでは自分らしく働けていない状態を脱するために行う3つのことを書きます。
自分らしく働けていない状態を脱するために行う3つのこと
疲弊している自分自身を大切にする
そもそも自分らしく働くとはどのような状態だと思いますか? 私は自分の好きで得意なことをして、楽しく働いている状態だと思っています。 つまりは自分自身のことを見つめ、そして自分の好きなことや得意な事を見つけていくことが重要と考えています。 しかし、このブログをお読みの方はおそらくそのような時間がないのではないかと思っております。 というわけで、まずはお疲れモードのご自身を労り慈しみ、そして大切にしてみてください。
自分自身を見つめるためには、それをするための時間が必要になります。 つまりは自分のためだけの時間を作ることが必要となります。 社会人になると、会社のため、顧客のため、社会のために働くことがよいとされる場合が多いと思います。 私後藤友馬も会社員として働いております。 私も会社の売上に貢献して表彰されたり、価値提供をしてお客さんに喜ばれた時は、正直嬉しいです。 しかしここで重要なことは、自分をすり減らさないこと状態で価値を提供したり、働いたりすることです。 確かに自分をすり減らしても、会社の売り上げに貢献できたり、価値提供してお客さんに喜ばれたりもします。 でもそのやり方では長続きしないし、苦しいです。 私も2013年頃にとあるプロジェクトでリーダーをしたことがあります。 その時はリーダーとして、チームをまとめられるように常に冷静に行動しようとしました。 プロジェクトを進めながら、メンバーに指示を出したり、トラブルがあれば各種対応したりなど、自分なりのベストを尽くしたつもりでいました。
しかし知らぬ間に自分で自分のことを追い詰めていました。 実はこれ以前のプロジェクトで、私はいろいろと失敗をしていました。 今回のプロジェクトではリーダーとしてチームを引っ張り、そして今までの失敗を糧にして、ちゃんとプロジェクトを成功させようと意気込んでおりました。 そのため常に思考を巡らさせたり、かなり広範囲の領域の業務を行っていました。
しかしプロジェクトそのものが今までにないくらいのタイトな日程だったため、だんだんとプロジェクト自体がカオスな状態となってしまいました。 最後の最後はアンコントロールになることが多々あり、私自身もストレスがかなり溜まってしまい、他部署の方に大激怒したり、後工程の部署に不具合が残ったまま引き渡しを行うなど散々でした・・・。
ここで悪かったのが、疲弊した自分を放置した状態で仕事をしたことだと思っています。 疲弊する前に自分自身のケアをしていれば、たとえプロジェクトがアンコントロールな状態になったとしても、それを受け入れ、できないなりにも自分のベストが尽くせて、不具合ももっと減らせた状態で後工程の部署に引き渡せたと反省しております。
その後の私ですが、疲れた場合は可能な限り早く仕事を終えて、休む事を心がけました。 最初の方は早く帰ることへの罪悪感や早く帰って文句言われたらどうしようといった怖れも発生しました。また帰宅後にやり忘れたを思い出したこともありました。しかしそれらは次の日に対処すれば問題ないことも、だんだんとわかるようになってました。
そして早く帰って休んだほうが、私自身の調子も良くなり、仕事に対しての主体性も増えてきて、自分の得意なことや、やりたい事をやる機会が増えてきたように思えます。
とういわけで、まずは自分を大切にしましょう!!そうする事で、あなたの調子が良くなり、仕事に対する主体性が増していき、自分らしく働けるようになるきっかけができると思います。
周りの意見よりも自分の「なんか違う」という感覚を大切にする
みなさんは、自分はそうは思っていないのに、誰かに言いくるめられたことはないでしょうか?私はあります。
私の実家は幕末のあたりに創業した会社を経営しており、祖父の代からは自動車用のプラスチック金型の製造をやっておりました。 そのため幼い時から、会社の役員の方や小学校の友人やその親から「君は会社を継ぐのかね?」や「どうせ実家を継ぐんだろ?」みたいなことを言われて育ちました。
そんな環境で育ったせいか、幼いながらも私は実家の会社を継ぐことが自分の使命だと錯覚してしまいました。 そのため大学は実家の会社を継ぐために都合が良さそうな機械工学系の大学に進学し、新社会人になった時も、実家を継いだ際に役に立ちそうな自動車メーカーに就職しました。 そんな感じで私は自分で自分の人生を真剣に考えないで生きてきました。
そして30歳の時にいざ家業を継ぐために実家の会社に就職し、数ヶ月働いた頃に「なんか違う!!」と感じました。 この「なんか違う」という自分の感覚を信じ、いろんなセミナーに参加したり、いろんな人に会ったりして、自分の人生を生きるためのヒントを探す日々を送りました。 そして偶然なのか、その1年後に実家の会社が廃業となり、私は晴れて自由の身となったのです。 もちろん会社が廃業となった後は、職探しなど色々と大変なこともありました。しかしあのとき感じた「なんか違う」という感覚を大切にしたことで新たな人生への道が切り開かれたのだと思っております。
私の例は極端かもしれませんが、自分は違うと思っているのに、周りの意見に押されて、自分の感覚を押さえ込んではいないでしょうか? なのであれば、この「なんか違う!!」という感覚を大切にしてみてください。
なんか違うという感覚を大切にすることが、自分に対して正直に生きることだと思っています。 これをやったところで現実がすぐに変わるわけではありません。 しかし、継続していくことで自分らしい感覚だったり能力をだんだんと発揮しやすくなると思っています。 私の場合ですが、年に数回会社の製品を展示会に出展しています。 しかし今の時代展示会を開いたところで、それが会社の売り上げにあまり貢献しなく、やることへの意味を正直感じていません。
しかしこの自分の中の「展示会をやることはあまり意味がない」という感覚を大切をすることで、現状を受け入れつつ、この機に乗じてなんかチャレンジできないか?という発想を持てるようになりました。 具体的には展示会の予算を作って普段では作れないチャレンジングな製品サンプルを作るといったことです。昔の私だったらこのような発想は持てませんでした。
このように自分の中の「なんか違う」という感覚を大切にすることで、むしろこの現状を打破するための力や発想が湧いてきます。
ですので、もっと自分を信じて自分の感覚を信頼してみることが、自分らしく働くためのきっかけになると思います。
変化する怖れを認める
自分らしく働けていないは,変化に対する怖れがあると思っています。 自分のスキルは他の職場では通用しないのではないか? ライフワークバランスを大切にしたら残業代が減って年収が減ってしまうのではないか? などいろいろな怖れを胸に抱いていると思います。
そのような変化に対する怖れを解消することが、自分らしく働くための一歩だと思っております。 そのためにまずやることは、変化に対して怖れている自分を認めることです。 これを行うことで、変化に対する怖れに飲み込まれにくくなり、より気楽に自分らしく働く方向へ進みやすくなります。
私は今でも変化することに怖れを感じることがあります。 でもそれをしっかり受け入れることで、変化する怖れに飲み込まれることなく、会社員でも自分らしく働けていると思っております。 私の場合ですと、お客さんから今までやったことのないサンプルをタイトな納期で作る際は今でも怖れを感じております。 正直おっかなびっくりやっている時もあります。
しかしこの時感じている怖れを認めて、しっかり感じることで、怖れはだんだん減ってきて、「これをやってみたい!!」という知的好奇心が強くなっていきます。 要は最初は納期に間に合わないかもという怖れが先行している状態から、徐々に楽しい状態へと変化していくことを何度も経験しました。 これは怖れという感情は、しっかり感じてあげることで、だんだんと減少していく性質があるためです。 世間では怖れは感じないほうが良いとされている場合があります。しかしこれをやってしまうと怖れが蓄積されて、逆に怖れに飲み込まれやすい状態となってしまいます。
ですので、怖がっても大丈夫です。まずは自分の中にある変化にすることに対する怖れを認めて感じてみてください。
まとめ
最後のこのブログで言いたかったことをまとめます。
このブログのまとめ
- 疲弊している自分自身を大切にする
- 自分の状態が良くなり仕事の主体性が増す
- 周りの意見よりも自分の「なんか違う」という感覚を大切にする
- 現状を受け入れつつ、それを打破する発想が湧きやすくなる
- 変化する怖れを認める
- 怖れを受け入れる事で、怖れはむしろ減っていく
またこちらの「会社員でも諦めない、会社員でも自分らしく楽しく働くための9ステップメール講座」でも、自分らしく働くためのエッセンスを掴んでいただくことができると思います。 そして、私が自分らしく楽しく働くためのサポートツールとして提供しているヒーリングについての無料説明会も行っております。もっと詳細を聞きたい方はお気軽にご連絡くださいませ。 それでは、また次回の記事でお会いしましょう!!